あびすけ、虹の橋を渡りました

腎臓の不調で夏頃から体重の減少が続いていたあびすけさん、食欲もあるし元気なので油断していたのですが、先週半ばぐらいから急激に容態が悪化し、立つことも、餌を食べることもできなくなっていました。できることといえば、輸液を行って脱水症状を防ぐことやブドウ糖液を経口摂取させることぐらいしかありませんでした。

週末に入ってからはほぼ眠っている状態でしたが、撫でてやると時折目を覚まし、本当にかすかにゴロゴロと喉を鳴らしてくれました。日曜の晩あたりからはいよいよ昏睡状態となり、24日の朝方、息を引き取りました。尿毒症で辛かったとは思いますが、苦しがるような素振りはほとんどなく、安らかな最期でした。

あびすけは自分が初めて飼った猫でした。飼う前から「アビシニアンは犬のような性格」と聞いていたのですが、抱っことスリスリが大好きな非常に愛情深い猫でした。夏でも冬でも夜になると必ずベッドにやってきて飼い主と一緒に寝ていました。特に冬はやってくると枕元をちょんちょんと叩いて布団を開けろとの催促をするので、開けてやるとするりと潜り込んで中でゴロゴロご満悦なのがとてもかわいい子でした。

あびすけとの別れはとても悲しいことですが、最後は体も辛かっただろうから、いまはもう苦しくない場所へ旅立っていったことを安堵している部分もあります。別れの悲しみを打ち消して余りある楽しい思い出をたくさんくれた猫でした。

12年間、幸せをいっぱいくれてどうもありがとう。安らかに。

「あびすけ、虹の橋を渡りました」への4件のフィードバック

  1. 非常に残念です。
    家のあびすけも8か月の闘病で2回手術しましたが8月に15歳で天に旅たちしました。高齢でしたので手術を悩みましたが生きたい意思を感じたのでやれるだけしました。最後は自宅で腕の中で看取れましたので良かったと思っています。雄でしたが貴殿のあびすけさんとそっくりでしたのでHPをときどき拝見していました。妻が里親募集のHPで8歳半の雌のアメショウを譲り受けました。元の飼い主さんが病気で泣く泣く手放したもので、写真を毎日送っています。雌猫は初めて飼います。しなやかで可愛いですね。

  2. こんにちは、はじめまして。
    お家のあびちゃん、残念でしたね。新しく迎えたアメちゃんはもうなれましたか?
    我が家にも雌のアメショーがいますが、あびすけと比べるとかなりマイペースな子です。猫も品種によってだいぶ性格が異なりますね。

    ペットとの別れはいつも辛いものですが、だからその分生きている間に愛してあげたいと思っています。

  3. うわ!このまえ見に来たときは気が付きませんでした!すみません。
    そうだったんですね。
    でも、幸せな人生(猫生)だったと思いますよ。
    ちゃんとお別れに看取ることも出来て、
    悔いのない終わりだと思います。

  4. まーろんさん、そうなんですよ。あびすけさん、亡くなってしまったんです。
    最後はきちんと自宅で見とることができて飼い主としても後悔はないですかね。初めて飼った猫で、いろいろなことを教えてくれました。あびさんも、いい猫生だったとあの世で思ってくれていることを願うばかりです。

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