スープカレー

夏休み最後と言うことで、往く夏を惜しんでスープカレーを作りました。

「さすがにカレーは無理だニャ！目がしばしばするニャ！」

専用のスパイスをあれこれ用意しなければならないように思いがちですが、基本はヱスビーの赤缶カレー粉に、2,3スパイスを足すだけでオッケーです。今回使ったのは、赤缶カレー粉にコリアンダー（パウダー）、ガラムマサラをプラスして使っています。そのほかクミンシードというホールのスパイスと乾燥バジルも最初に香り付けで使います。

材料

タマネギとセロリはみじん切りに、ショウガ、ニンニクはおろして、甘エビは殻ごとフードプロセッサでミンチにします。（フードプロセッサがなければ包丁でたたく）ニンジンは縦に割と大きめにスティック状に切ります。

まずはオリーブオイルを熱してクミンシードを投入。この種を炒めるとふわーーーーっと「これぞインド」という香りが拡がって一気に本格的な感じがします。普通のカレーを作るときにもおすすめ。シュワシュワと言い出したら弱火にして焦がさないように香りを出します。その後ショウガとニンニクの下ろしたものと乾燥バジルを投入してさらに香りを出します。

香りが立ったら、タマネギとセロリのみじん切りを投入。火が通ってしんなりしたらエビミンチも加え、エビがポロポロになるまでさらに炒めます。炒めたら、カレー粉、ガラムマサラ、コリアンダーを加えてさらに粘りが出てくるまでよく炒めます。

上のたねを鍋に移して水を一リットルぐらい？？適当に。沸いてきたらチキンドラムとニンジンを投入します（炒める必要なし。生のまま投入してかまいません。）。マギーブイヨン1個、塩小さじ1\2、マンゴーチャツネ（なければ砂糖小さじ1）、ローリエを加えて、一時間ほど弱火で煮込みます。マンゴーチャツネはインドでよく使われるジャム状のマンゴーの調味料ですが、最近はチューブに入って普通にスーパーでも売っています。なければ砂糖で代用してもいいですが、これは絶対に入れた方が旨いです。カレーの隠し味にも使えるので、是非1本購入をお勧め。

ふたをして一時間ほどコトコト煮込むとこんな具合に。

ニンジンと鶏肉は取り分けて、残りのスープをざるでこします。もったいないのでお玉でぎゅうぎゅう搾って。スープの味を見て塩加減が足りなければ調整します。チキンとニンジンをスープに戻して温め直し。

夏野菜を素揚げ（またはオイル焼き）したものや、電子レンジで蒸したジャガイモなどを添えて、できあがり！エビとチキンのダブルスープでさっぱりしていながらコクのあるできばえ。